
高級料理店「とうふ屋うかい」を手掛けるうかいは7日、2026年3月期の税引き利益が前期比76%減の3200万円になりそうだと発表した。従来予想の3億800万円から下方修正した。人件費や資材高で将来の店舗撤退費用を前もって計上する資産除去債務が膨らんだ。新店舗の出店と工場の新設で設備投資費用も増加した。
売上高は前期比で微減の133億円、営業利益は31%減の4億9500万円を見込む。それぞれ3億600万円、3億3300万円下方修正した。
同日発表した25年4〜9月の単独決算は、税引き利益が2億2700万円の赤字(前年同期は9300万円の黒字)だった。東京タワーの真下にある「東京芝とうふ屋うかい」の店舗閉鎖損失として計上した2億3900万円の特別損失が響いた。売上高は3%増の66億円、営業利益は93%減の1700万円だった。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。