弁当などの冷凍食品もシノブフーズの増収増益に寄与した

シノブフーズが7日発表した2025年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比11%増の10億円だった。23年4〜9月期(9億7700万円)を上回り、過去最高を更新した。コメをはじめとする原材料の価格が上昇したものの、商品の価格帯を見直すことで吸収した。堅調な業績を踏まえ、10億円を上限とする自社株買いも発表した。

売上高は9%増の312億円、営業利益は14%増の13億円だった。コメ価格の高騰が20億円分のコスト高につながったが、食品スーパーに供給する弁当の価格帯を引き上げたり、コンビニエンスストア向けのおにぎりを値上げしたりしたことが奏功した。冷凍食品もスーパー向けの供給が増え、増収に貢献した。

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