製紙大手の王子ホールディングス(HD)は7日、王子製紙苫小牧工場(北海道苫小牧市)の新聞用紙の生産設備のうち1基を2026年3月末をめどに停止すると発表した。この工場での新聞用紙の生産能力は年間計約50万トンだが、そのうち約3割を減らすことになる。
王子製紙では、苫小牧工場が新聞用紙の主力の生産拠点だ。近年は新聞の部数減などに伴って稼働率が下がっていた。今回の設備削減を巡って、足元の需要に対する供給に影響は出ないという。
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