静岡市はスタートアップとの共創を図るビジネスコンテストの2次審査会を開いた(7日)

静岡市はスタートアップと連携して市の社会課題の解決を目指す「知・地域共創コンテスト」の2次審査会を開いた。10チームが事業アイデアをプレゼンテーションし、6件が採択された。採択チームは市から交付される支援金を活用して11月から2026年11月まで実証実験に取り組み、27年度の社会実装を目指す。

会場とオンラインで計約140人が観覧した。最優秀賞は植物と共生する微生物による再造林を提案したエンドファイト(東京・千代田)、オーディエンス賞は下水汚泥を活用したバイオ肥料技術を発表したクオンタリスラボ(東京都町田市)が受賞した。

市が提示した18の社会課題に対して8月までに約200件の事業アイデアが寄せられた。1次審査を通過したスタートアップは市担当課の職員と「共創チーム」を組み、9月から2カ月ほどで事業計画を練った。

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