貨幣処理機大手のグローリーは10日、2026年3月期の連結純利益(国際会計基準)が175億円になる見通しだと発表した。従来予想の170億円から5億円上方修正した。売上高にあたる売上収益は従来予想と同じ3400億円で据え置いた。

パチンコなど国内の遊技場向け関連製品の販売が上向く。海外事業も持ち直しつつある。今期の通期決算から国際会計基準を適用するため単純比較できないが、日本基準では減収減益となる。

25年4〜9月期の純利益(日本基準)は前年同期比57%減の33億円だった。海外関連企業で人件費などの販管費増が響いた。売上高は17%減の1538億円。

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