丸大食品は10日、2026年3月期の連結純利益が前期から微増の55億円になる見通しだと発表した。13%減の48億円としていた従来予想から一転、増益となる。今春から進めてきた製品値上げで採算性が改善する。生産ラインの見直しなどによるコスト低減の効果も出ている。
売上高は1%増の2380億円とし、2%増の2400億円としていた従来予想から下方修正した。米国産牛肉の販売が伸び悩んでいるという。
26年3月期の年間配当については65円と従来予想から10円積み増すと発表した。前期実績からは15円の増配となる。
25年4〜9月期の連結決算は、売上高が1%増の1202億円、純利益が25%減の31億円だった。固定資産の処分などで前年同期に計上した特別利益の反動が出た。
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