夏物やリカバリーウエアの売れ行きが好調だった

ワークマンは10日、2026年3月期の単独の税引き利益が前期比17%増の197億円になる見通しだと発表した。従来予想を16億円上回り、過去最高を更新する見通しだ。夏物商戦が好調な上、着ているだけで疲労回復や血行促進につながるとされるリカバリーウエアの販売も伸びる。

売上高にあたる営業総収入は13%増の1550億円を見込む。今夏の猛暑と熱中症対策の義務化の影響で、ファン付きウエアなどの夏物商品が伸びる。リカバリーウエアも9月の販売開始から売れ行きが好調だ。

同日発表した25年4〜9月期単独決算は営業総収入が前年同期比16%増の761億円、営業利益が21%増の144億円、税引き利益が23%増の92億円だった。いずれも過去最高を更新した。

25年9月末の全店舗数は、カジュアル衣料の「ワークマンカラーズ」の店舗網拡大などにより、25年3月末に比べ20店多い1071店だった。

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