札証本則市場に上場した清和中央ホールディングスの阪上正章社長(10日、札幌市)

一般鋼材の卸売りや加工を手掛ける清和中央ホールディングス(HD)は10日、札幌証券取引所の本則市場に上場した。阪上正章社長は「北海道は半導体をはじめ今後ものづくりに力を入れていく地域だ」と述べ、道内での鉄鋼需要拡大に期待感を示した。

清和中央HDは既に東証スタンダード市場に上場している。現状、北海道内の企業との取引は少ないが、札証への上場を通じて知名度の向上や事業拡大につなげたい考えだ。札証への上場社数は中小・中堅企業向けの「アンビシャス市場」も含め66社。21日には木材販売などを手掛けるテーオーHDの本則市場への上場も控える。

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