
住友大阪セメントは11日、2026年3月期の連結純利益が前期比11%増の100億円になる見通しだと発表した。従来予想を40億円引き下げた。事前の市場予想の平均(QUICKコンセンサス、140億円)も下回った。セメントの国内販売が減るほか、値上げによる業績貢献も想定より遅れる。
売上高は3%増の2252億円、営業利益は50%増の140億円を見込む。従来予想からそれぞれ98億円、50億円下方修正した。年間配当は従来予想を据え置き、前期と同じ120円とした。
同日発表した2025年4〜9月期の連結決算は、売上高が前年同期比3%減の1057億円、純利益が前年同期比6倍の55億円だった。
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