
トーカイが11日発表した2025年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比で微増の30億円だった。介護用品や病院向け寝具のレンタル事業が好調に推移した。前年同期に投資有価証券売却益を計上したことによる反動はあったが補った。
浅井利明社長は足元の業績について「主力の病院向け入院セットのレンタルが好調だったことに加えて、ホテル向けリネンも岐阜県高山市などでのインバウンドの増加が寄与している」と説明した。前期に介護やドラッグストア関連で実施したM&A(合併・買収)も増収につながった。26年3月期通期の連結業績は従来予想を据え置いた。
同日、330万株を上限とした自己株式の取得を決めたと発表した。発行済み株式に占める比率は9.8%で、その場合の取得総額は75億円となる見通し。
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