ASTIが11日発表した2025年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比2.7倍の4億3900万円だった。自転車向けの通信用スイッチユニットなどが好調だった。中国子会社の事業廃止に伴う固定資産売却益も寄与した。売上高は1%増の307億円だった。
車載電装品の需要が旺盛なインドで工場増設や既存工場の増産投資を進める方針も明らかにした。同日の決算記者会見で波多野淳彦社長は「競争が激しい中国事業の減少分をインドで補っていきたい」と述べた。
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