
医療機器製造のマニーは10日、独協医科大学(栃木県壬生町)と包括連携協定を結んだ。今後、地域の健康課題の解決に向けた取り組みを幅広く実施していく方針だ。
マニーの製品は医療現場で広く使われている。同大病院でも手術用縫合針や歯科用回転切削機器、眼科用ナイフなど多岐にわたる製品を導入している。
協定の一環として、マニーの技術者が同大病院を訪れ、医師や看護師を対象に医療機器の発展的な使い方などの研修を実施することなどを計画している。マニー側は、同社製品の改善点や潜在ニーズなど医療現場の声を直接聞くことで、製品改良や新商品開発につなげられると期待している。
締結式に出席したマニーの渡部眞也社長は「マニーが提供する製品と技術の幅を広げていくうえで、(独協医大と)より幅広く連携していきたい」と語った。「独協医大が掲げる地域共生協創というビジョンが、マニーの使命である社会貢献と合致している」と強調した。
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