
JR東日本は11日、2026年春から東北新幹線と上越新幹線の一部区間で終電時間を20分ほど繰り上げると発表した。早めた時間を活用し、老朽化や耐震対策などの工事を進める。終電を繰り上げるのは、東北新幹線の東京―盛岡間と上越新幹線の大宮―越後湯沢間の下り列車になる。
現在の終電は東北新幹線が東京駅を出発する時刻で那須塩原駅行きが午後10時44分、仙台駅行きが同9時44分、盛岡駅行きが同8時20分。上越新幹線は越後湯沢駅行きの同10時28分だ。26年春から、それぞれ10〜20分ほど早める。ダイヤを見直す日や終電時刻は今後詰める。
設備更新や地震対策といった夜間工事の作業時間が1日あたり20分ほど延びる。JR東の工事では大型機械も活用しており、終電を早めて搬入や工事の時間をより長く確保できるようにする。
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