日本信号が11日発表した2025年4〜9月期の連結決算は純利益が前年同期比15%減の13億円だった。鉄道信号やホームドア、改札機など主力事業は伸びたものの、前年同期に計上していた有価証券売却益が減った影響が出た。

売上高は9%増の441億円だった。鉄道信号のほか、自動改札機などの駅務システムやホームドアなどが伸びた。営業利益は2%減の17億円だった。利益率が高い、駐車場向けの新紙幣対応機械の需要が前年同期と比べて減った影響が出た。

26年3月期の通期見通しは従来予想を据え置いた。売上高は前期比1%増の1080億円、純利益は12%減の75億円を見込む。

【関連記事】

  • ・日本信号、交通データを無線で送信 自動運転活用も視野
  • ・日本信号、買収防衛策を廃止 6月の総会で
BUSINESS DAILY by NIKKEI

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。