
独BMWの日本法人は11日、BMWグループの小型車ブランド「MINI(ミニ)」の主要モデル「ミニクーパー」の標準装備を見直したと発表した。変更に伴い、最安グレードの価格が従来より18万円安くなった。より求めやすい価格設定で新規顧客の獲得につなげる。
ミニクーパーに新たなエントリーグレードとなる「C SELECT」を設けた。価格は3ドア仕様が365万円から、5ドア仕様が377万円から。速度など運転に必要な情報を車のフロントガラスに表示するヘッドアップディスプレー(HUD)など一部装備をなくした。
運転支援や駐車支援機能など、運転に必要な基本装備は備えたエントリーモデルになる。ミニは若者や子育てを終えた世代などを中心に人気がある。手ごろ感のある価格を打ち出し、新規顧客を開拓する。
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