東武鉄道と日立製作所は11日、車両メンテナンスのデジタル化(DX)を進めるため、日立のプラットフォーム「HMAX」を全面導入すると発表した。遠隔通信で車両の状態を把握して車両検査の自動化につなげる。作業時間も見積もり、人員の最適化を図る。東武は沿線距離が463.3キロメートルと都心部に乗り入れる私鉄では最も長く、現場の負担が大きい。
東武はこれまで、日立のシステムを実証実験していた。両社は生体認証を活用した決済システム「サクララ」の開発でも連携。生体認証技術の開発を日立が担い、東武グループ傘下の小売店などで決済システムの普及を図っている。
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