
ヤマハ発動機は12日、新型電動アシスト自転車を発売すると発表した。電動アシスト自転車シリーズ「PAS」の新モデルで小さな車輪を搭載した「ミニベロ」と呼ばれるタイプだ。発売日は2026年3月27日で価格は13万8000円。主に都市部での通勤や趣味での利用に的を当てた。年間で4500台の販売を目指す。
新型モデルは「PAS CRAIG ALLEY(パス クレイグ アリー)」。狭いスペースでも保管できる収納性と小回りの利く運転性能が特長だ。小さいタイヤだが、ペダル一漕ぎでのタイヤの回転数を上げて、一般モデルと同等の走行性能を実現した。
電動アシストの強度は3モードあり、走行距離は一番弱いモードで最大128キロメートル、最も強いモードでは最大63キロメートル。リチウムイオン電池を採用し、容量は15.8アンペア時。電池残量がほぼない状態から満充電までに約4.5時間かかる。
ヤマハ発で商品企画を担当した碓井紗和氏は「初めて電動アシスト自転車を購入する人の取り込みを狙う。若い層にも手が届くようなるべく価格を抑えた」と話した。
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