
東邦ホールディングス(HD)は12日、愛知県小牧市に医療用医薬品の物流センターを新設すると発表した。約50億円を投資し、2027年度の稼働を目指す。東北エリアにも物流拠点を新設する方針で、仙台市で26年内に着工する。
愛知県に開く新物流拠点「TBC東海」の延べ床面積は2万5875平方メートルで、取扱品目数は2万5000品目を予定する。自動搬送ロボットなどを導入する。災害やサステナビリティーへの対応も進める。関東や関西の既存物流センターと連携し、東名阪の医薬品物流機能を強化する。
東北エリアの新拠点の詳細は明らかにしていない。東邦HDは「今後の医薬品などの取扱高伸長への対応や、営業、物流体制の生産性向上のため」と説明している。
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