
ダイハツ工業は12日、滋賀県竜王町と包括連携協定を結んだ。ダイハツは同町内に滋賀工場を構えており、地域の防災や福祉など幅広い分野で協力する。ダイハツが生産拠点を置く自治体と包括協定を結ぶのは初めて。
ダイハツは災害時の物資提供や町内の交通安全施策などに協力するほか、陸上競技部による陸上教室の開催も検討する。地域交通の充実に向けた協議も進める。
同日に竜王町内で開いた締結式で、ダイハツの井上雅宏社長は「半世紀にわたって竜王町に支えられてきた。地域の安全・安心な暮らしに貢献できるよう全力を尽くす」と話した。竜王町の西田秀治町長は「将来的には自動運転の導入に向けて、(竜王町を)ダイハツの試験場として活用してもらえればいい」と期待を寄せた。
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