JR九州が佐賀県鳥栖市で新たに開発する物流施設(イメージ)=JR九州提供

JR九州は12日、佐賀県鳥栖市で物流施設を単独開発すると発表した。2027年1月に竣工する予定。同市は九州自動車道などにアクセスしやすい交通の要衝で、同社が開発する物流施設は2カ所目となる。九州全域に輸送しやすい立地を生かし、広域物流拠点としての需要を取り込んでいく考えだ。

新たに開発を発表した施設は地上2階建てで、延べ床面積は1万6253平方メートル。九州自動車道小郡鳥栖南スマートインターチェンジから約1.5キロメートルに位置し、幹線道路の国道3号線にも面している。施設の両面には荷下ろしに活用するトラックバースを備え、大型車計30台が同時に利用できる。

JR九州は同市内で28年2月の竣工を目指して別の物流施設を開発中。同社が開発する物流施設は福岡県小郡市や埼玉県三郷市などに続いて7カ所目となる。

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