東邦アセチレンが12日発表した2025年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比29%減の4億4000万円だった。主力のガス関連事業が低調だったほか、人件費や物流費などのコスト増も影響した。
売上高は2%減の159億円で、営業利益は27%減の6億7800万円だった。ガス関連事業では工業用向けの酸素や窒素、液化石油ガスの出荷が減少した。
人件費などの販管費増は、営業利益ベースで1億7900万円の減益要因になった。
堀内秀敏社長は「資源エネルギー価格や物流費の高騰など、先行きが見通せない事業環境が続いている」とコメントした。
26年3月期通期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比1%増の350億円、純利益は7%減の12億円になると見込む。
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