メドレーが提供する患者向けアプリ「melmo」のイメージ

医療のデジタルトランスフォーメーション(DX)を手掛けるメドレー(東京・港)が13日、患者向けアプリをリニューアルすると発表した。医療機関に到着した際の受付機能や、診察後の支払いを効率化する機能を新たに搭載する。受診にかかる時間を短縮し、会社員や育児中の親など、時間の制約がある人も受診しやすくする。

メドレーがこれまで提供していた患者向けアプリ「CLINICS(クリニクス)」を、「melmo(メルモ)」の名称に変更する。利用者が医療機関の窓口でQRコードを読み取ると受け付けできる機能を追加する。診療明細をアプリで受け取れるようにして支払いの待ち時間も縮める。

既存のアプリでは、医療機関の検索や予約、事前問診、アプリ決済などの機能を搭載していた。搭載済みの機能は、リニューアル後も引き続き利用できる。

リニューアルは14日に実施する。利用料金は無料。現状では、月間で約90万人がアプリを利用している。メドレーは、2026年末までに月間利用者数(MAU)を約2.5倍の220万人に増やす目標を掲げる。

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