
仙台市は17日の都市計画審議会で、仙台三越の隣に位置する「SS.仙台ビル」の跡地開発を巡り、宿泊施設向けの容積率緩和制度の運用を承認した。市内での適用は初めて。「国際会議への参加者需要に応えるグレードの高いホテル」の誘致を掲げ、インバウンド(訪日外国人)増を狙う。
市は同地の容積率について現状の600%から850%にする。大和ハウス工業が土地と建物を取得する契約を結んでおり、完成後の建物には西武ホールディングス傘下の西武・プリンスホテルズワールドワイドが運営する「プリンスホテル」が入居予定だ。
大和ハウスは2026年1月から建物の解体を始める。27年1月に着工し、29年2月の完成を目指す。
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