NHKは17日、新しいネット配信サービス「NHK ONE」で、利用者に対する受信契約の確認を18日から始めると発表した。
新サービスは、NHKのネット配信を放送と同じ必須業務とした改正放送法の施行に伴って、10月1日に開始。既にテレビを持ち、受信料を払っている人は追加負担なく利用できるが、スマートフォンなどネットのみで利用する場合も、テレビと同様に受信契約などが必要になる。
NHKは、受信料を払っていない人が視聴するフリーライド(ただ乗り)防止のため、利用者に対し、契約情報の登録などを求める。サービス開始後、これまでは移行期間として、契約の確認を求めなかったが、今後は、通知を重ねても登録に応じない人には、閉じられない督促メッセージも出す予定だ。
NHKによると、旧来の配信サービス「NHKプラス」のアカウント登録を8月15日までに完了していた人は、移行を手続きすれば、契約情報を新たに登録する必要はない。10月13日時点で、NHKプラスから163万件の利用者が移行したという。【諸隈美紗稀】
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