博報堂DYホールディングスは18日、ネット広告代理店のデジタルホールディングス(HD)に対するTOB(株式公開買い付け)について買い付け価格を1株あたり1970円から2015円に引き上げると発表した。合わせて買い付け予定数の下限は40.55%にあたる757万2454株から24.67%にあたる460万7448株に引き下げる。

デジタルHDをめぐっては博報堂DYが完全子会社化を目指し、9月にTOBを開始。10月に入り投資会社のシルバーケイプ・インベストメント(ケイマン諸島)が対抗TOBを表明し、博報堂の提示価格より約2割高い1株当たり2380円を提示していた。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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