キリンビールは19日、歳暮向け商品の販売を12月1日出荷分から停止すると発表した。これまで3種類に絞って販売してきたが、全て休売することになる。アサヒグループホールディングス（GHD）がサイバー攻撃を受けた影響で、キリンなどへのギフトの代替需要が急増し、安定供給が難しくなった。
休売を決めたのは缶ビール「一番搾り」のみを詰めたギフト商品3種類。キリンは10月にもビール「晴れ風」ギフト商品や「ラガービール」セットなど、歳暮向け商品14種類の販売を中止した。
これまでサントリーは歳暮向けギフト13種類の販売を取りやめたほか、サッポロビールも10種類の販売を休止した。
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