
四国電力は20日、伊方原子力発電所1号機(愛媛県伊方町)について、「廃止措置計画」の変更認可申請を原子力規制委員会に提出したと発表した。規制委の認可や愛媛県と同県伊方町の了解を得て、4段階ある廃止措置作業の第2段階に移行する。
同社は2017年に伊方原発1号機の廃止措置作業を始め、第1段階では燃料の搬出や放射性物質の付着状況の調査などを実施した。第2段階では約15年かけて放射能レベルが比較的低い管理区域内設備を解体撤去する。
計画では約40年かけて廃止措置完了を目指している。作業の進捗は予定通りで、第3段階で原子炉領域設備、第4段階では原子炉格納容器などを解体して撤去する。
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