新潟県は21日、花角英世知事が午後4時から臨時記者会見を開くと発表した。東京電力柏崎刈羽原発6号機の再稼働容認を表明する見込みだ。12月2日招集の定例県議会での議決を経たうえで、政府と東電に正式に地元同意を伝達する。その他の条件はそろっており、年度内にも運転再開が見込まれる。東電ホールディングス(HD)にとって福島第1原発事故以降、初の再稼働となる。
再稼働に向けては、原子力規制委員会による審査や東電HDの技術的準備が済み、事実上必要な地元同意のうち立地自治体の柏崎市と刈羽村の両首長も容認の姿勢。知事の判断が残っている。【木下訓明】
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