21日午前の東京株式市場で、日経平均株価(225種)は反落した。前日終値からの下げ幅は一時、1200円を超え、4万8000円台まで下落した。米国株安の影響で投資家心理が悪化し、人工知能(AI)や半導体関連を中心に売られた。
午前10時現在は、前日終値比1034円36銭安の4万8789円58銭。前日の米国市場で半導体大手エヌビディアの株価が下落に転じたため、投資家心理が悪化。主要株価指数がそろって反落した。東京市場でも売り注文が先行した。
市場関係者は「AIブームの過熱への警戒感が拭えず、市場はややリスク回避に向かっている」と話す。【秋丸生帆】
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