
経団連の筒井義信会長は25日の記者会見で、日本生命保険の出向者が銀行の内部情報を無断で持ち出した問題について「深くおわびを申し上げる」と陳謝した。「金融機関との関係強化をミッションとするなかで、情報収集についても期待する風土を作ったことに原因がある」と話し、再発防止に取り組む考えを示した。
日本生命は25日、赤堀直樹副社長を1カ月5%の減給処分とするなど、役員の処分の詳細を公表した。前会長である筒井氏も1カ月30%を自主返納した。
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