NTTのグループ会社であるNTTアーバンソリューションズ、NTT ExCパートナー、NTTソノリティの3社は、現実と仮想現実を融合するXR（クロスリアリティー）のイベントを東京・品川港南エリアで開催すると発表した。イルミネーションや音響技術、専用のXRアプリなどを用いてクリスマスを演出する。会期は12月1〜25日の午後5〜10時で参加費は無料だ。
イベントの名称は「SHINAGAWA KŌNAN XR Touch the City -光とリズムのファンタジア-」。品川港南エリアの魅力向上をめざす「品川港南2050プロジェクト」の一環として実施する。
イベントでは、同エリアの5つのスポットで光と音によるクリスマス演出を行う。オフィスビルの壁面や広場などに、オブジェやムービングライトによる光の演出と立体的な音響演出を施す。その空間に対してスマホの振動を用いることで、立体的に感じられる体験を提供する。またXRアプリでは、人工知能（AI）対話機能を備えるオリジナルキャラクターで各スポットの体験案内を行う。
12月19〜25日の期間には、オープンイヤー型ヘッドホンを用いた「音響XR体験」も実施する。空間上の音源を仮想的に3次元的に配置して、現実の環境音と仮想空間の音を融合させるNTTグループの音響技術だ。参加者は、あたかもキャラクターが実際にそこに存在しているような立体的な聴覚体験を楽しめる。
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