
総合物流のフジトランスコーポレーション(名古屋市)は運送で用いられる荷台(シャシー)や乗用車を運ぶ「RORO船」の進水式を開いた。現在運航している船の代替として、2026年春に名古屋港・仙台港・苫小牧港を結ぶ航路に就航する予定だ。現行船より乗用車の積載台数が3割以上増加する。
「蓉翔丸」と命名した。総トン数は約1万6200トン、全長は約170メートル。シャシー150台と、乗用車930台を積載できる。水流の抵抗を減らすなど工夫し、二酸化炭素(CO2)排出量は従来船から約20%低減した。広島県尾道市の内海造船が製造し、同社の工場で21日に式を実施した。
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