ウーバーイーツジャパン代表ゼネラルマネジャーに就任したユリア・ブロヴキナ氏

料理宅配のウーバーイーツジャパン(東京・港)は26日、国内事業の責任者である代表ゼネラルマネジャー(GM)にユリア・ブロヴキナ氏が就任したと発表した。就任は同日付。前任の中川晋太郎氏は退任した。代表GMの交代は3年ぶり。物価高のなか、新体制で利用者拡大を急ぐ。

ブロヴキナ氏はロシア生まれで、2009年にモスクワの国立大学でコンピューターサイエンスの学位を取得した。11年に来日し、e ラーニングのスタートアップや広告会社を経て18年にウーバーイーツジャパンに入社した。直近ではスーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストアなどの食料品・日用品の宅配事業を率いた。

中川氏は22年9月から代表GMを務め、全国100都市以上へのサービス拡大をけん引した。足元では価格の見直しを進めており、利用者が店頭に料理を取りに行く持ち帰り注文について、4月から一部店舗で店頭価格と同額に値下げする取り組みを始めた。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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