
トヨタ自動車など国内の乗用車メーカー8社が27日まとめた10月の世界生産は、前年同月比2%減の219万99台だった。2カ月ぶりに前年実績を下回った。ホンダは11%減の30万2671台で8社の中で減少幅が最も大きかった。オランダに本社を置く中国資本の半導体メーカー、ネクスペリアの出荷停止の影響で、北米で生産が減った。
ホンダは2カ月ぶりに前年割れした。主力の北米生産が14%減の13万4454台だった。部品の一部でネクスペリア1社に半導体調達を依存していた。米国やカナダ工場は10月27日から生産調整に入り、メキシコ工場は10月28日から生産を停止した。
ホンダは半導体調達のメドがたったとして、11月19日からメキシコで生産を再開した。24日からはカナダと米国でも通常稼働に戻した。
SUBARU(スバル)も26%減の7万702台と大幅に台数を減らした。国内では電気自動車(EV)生産に向けた工事に伴い、矢島工場(群馬県太田市)の一部ラインで稼働を停止していた。
トヨタは4%増の92万6987台で10月として過去最高を更新した。国内では2024年に発生した車の量産に必要な「型式指定」の不正に伴う生産停止からの回復があったほか、ハイブリッド車(HV)が好調な米国が全体をけん引した。
8社の国内生産は0.2%減の77万6072台で2カ月連続で減った。8社の海外生産は2%減の141万4027台で2カ月ぶりに減った。輸出台数は0.4%増の37万1599台だった。
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