パナソニックホールディングス(HD)は27日、画像の内容を文章で説明する人工知能(AI)「ラヴィーダ」を開発したと発表した。文章の生成速度は従来の約2倍になる。営業や製造現場で撮影した画像の情報を言語化し、別のAIで業務効率化の方法を考えるといった用途を見込む。
米カリフォルニア大学と共同開発し、12月3〜5日にAIや機械学習のトップレベルの国際会議でも発表する。
文章やプログラムコードの生成を高速化できる「拡散モデル」という手法を取り入れた。同モデルはラヴィーダのように画像と文章の両方を扱うAIでは文章の生成に必要な計算が多くなりすぎて、かえって生成速度が遅くなってしまうため、ほとんど使われていなかった。
AIの一部の計算を省略できる手法を開発し適用した。計算が高速になり、実験では従来手法に比べ同じ精度を保ちつつ文章の生成速度が約2倍になったという。
パナソニックHDはラヴィーダをグループの業務効率化に使う方針だ。例えば顧客の住宅や店舗の写真を営業員が撮影すれば、ラヴィーダが写真の情報を文章で説明し、それをもとに別のAIが効果的な照明器具の配置を提案するといった使い方ができる。
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