
豊田自動織機は27日、自動車のエンジンなどで作った電気を家庭で使えるようにする車載ACインバーターを、2030年度に東南アジアで年50万台販売する計画を発表した。25年度に比べて約4倍の水準となる。トヨタ自動車が26年以降に発売するピックアップトラック「ハイラックス」に採用されたことを足がかりに、他の日系や海外完成車メーカーにも販路を広げる。
ACインバーターはエンジンで作り出した電気や電気自動車(EV)のバッテリーから取り出した直流電力を、家庭用の交流電力に変換する。災害用の電源として役立つほか、車内でパソコンなどの電子機器を使う際の電源としても利用できるため需要が増えている。
トヨタの新型ハイラックスのエンジン車とEVにACインバーターが採用された。東南アジアでも車内でパソコンを使ったり、レジャーで扇風機、スピーカーを使ったりするなど電源の利用が広がっているという。豊田織機は車載ACインバーターの利点を強調し、他のメーカーにも売り込む考えだ。
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