発表会に伊藤園、キリンビバレッジ、コカ・コーラボトラーズジャパン、サントリーBFの4社が参加した(27日、東京都中央区)

サントリー食品インターナショナル(サントリーBF)など大手飲料5社は27日、2026年から納品時の賞味期限ルールの緩和やペットボトルキャップの軽量化、容器包装資材の効率化などで連携すると発表した。

ほかに伊藤園、キリンビバレッジ、コカ・コーラボトラーズジャパン、アサヒ飲料が参加する。24年11月に共同で立ち上げた社会課題対応研究会の一環で、25年は「物流2024年問題」を中心に検討・活動してきた。26年からは温暖化ガス(GHG)排出量の削減と食品ロス問題に取り組みの領域を広げる。

例えば、現行の飲料の納品ルールでは、先に納品した商品よりも賞味期限が古い商品を受け入れてもらえず、食品ロスの一因になっている。このルールを緩和すれば食品ロスに加えて、配送トラックも年間3万台減らせる見通しだ。ほかにもペットボトルキャップの軽量化などを通してGHG排出量を減らす。

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