電子情報技術産業協会(JEITA)が28日発表した9月の電子部品出荷額は、前年同月比10%増の4232億円だった。2カ月ぶりのプラスとなった。iPhone17をはじめとしたスマートフォン向け部品などの出荷が好調だった。トランプ米政権の関税措置による影響が想定よりも軽微だったことも出荷額を押し上げたとみられる。

品目別でみると、接続部品のコネクターは10%増えて609億円だった。スマホカメラの手ぶれ補正などを担うアクチュエーターは489億円と14%増えた。人工知能(AI)の広がりからデータセンターのサーバーに使う部品の需要も伸びた。電子回路内で電圧を制御するコンデンサーは18%増え1546億円だった。
地域別の出荷額をみると、米州向けが14%増の453億円だった。米州向けの出荷額がプラスとなるのは2カ月ぶり。各社は期初、関税の影響を懸念し北米向けの出荷を保守的にみていたが、足元の影響は想定よりも軽微だったもようだ。
4〜9月の出荷額の累計は2兆2954億円だった。前年同期と比べると2%増え、4〜9月としては統計を取り始めた14年以降で過去最高額を更新した。
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