
紀伊国屋書店が28日発表した2025年8月期の連結決算は純利益が前の期比37%増の47億円だった。3期連続で最高益を更新した。海外店舗が好調だったほか、24年12月に完全子会社化した老舗書店「旭屋書店」と「東京旭屋書店」の業績が貢献した。
売上高は4%増の1407億円だった。売り上げの25%を占める海外事業が好調だった。北米と東南アジアを中心とする海外店舗はフランチャイズチェーン(FC)を合わせて11月末で47店舗になる。
海外店舗は26年8月期中に直営とFCを合わせて10店舗以上の開業を見込む。26年春にはバングラデシュへの初出店を予定し、将来的なインド進出に向けた足掛かりとする。
高井昌史会長は「日本国内は出版不況といわれるが、海外に活路を求めれば出版業界は不況から脱することができる」と話した。同社は26年8月期も増収増益を見込み、売上高は1500億円以上を目指す。
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