神戸市の久元市長㊧と日産のエスピノーサ社長㊥、灘五郷酒造組合の嘉納健二理事長㊨(28日、神戸市)

日産自動車と神戸市は28日、神戸市内で始める自動運転サービスの実証実験に関する説明会を開いた。2026年1月19日から23日までの5日間、日産リーフをベースとした自動運転車両を使用し、酒蔵が集積する全国最大の酒どころ「灘五郷」エリアを約20分かけて周回する。

自動運転のレベルは運転席にセーフティードライバーが座る「レベル2」になる。25年度は技術開発や実証走行をする。26年度にビジネスモデルを検討したうえで27年度に商用化に向けた有償運行を始めたい考え。日産のイバン・エスピノーサ社長は同日、「この技術とサービスを日本全国、そしていずれは世界中の市場に展開する」と話した。

神戸市の久元喜造市長は神戸空港が4月に国際化したことを念頭に、「日本文化が感じられる酒蔵はインバウンド(訪日外国人)にも関心が高く、こうした取り組みが進むことによりエリアの活性化が期待できる」と強調した。将来は市内のニュータウンなど他エリアへの展開も検討する。

神戸市民への試乗も募る。申込期間は11月28日から12月19日までで、50人が対象になる。試乗も踏まえて技術的な課題などを洗い出す。

実証に関しては日産と三菱商事が折半出資するモビリティーサービス会社や灘五郷酒造組合とも連携する。日産による自動運転の実証実験は横浜市に続いて2例目。

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