
コープさっぽろ(札幌市)は28日、12月1日に移転開業する放課後児童クラブ(学童保育)、「トドックキッズクラブのっぽろ」(北海道江別市)を報道陣に公開した。6月にJR野幌駅から徒歩約10分の場所で開業したのっぽろ店に隣接し、平日の放課後や土曜日、長期休み中に小学生を最大35人受け入れる。
140平方メートルほどの施設内は道産ナラのフローリング床材を使い、目立つ位置にアイランドキッチンを備えている。のっぽろ店や宅配サービス「トドック」で調達した食材を使い、おやつや希望者向けの昼夕食を調理する。食育の場とも位置づけており、利用児童がメニューに意見を出したり調理を手伝ったりもするという。
コープは4月から、6月にのっぽろ店と入れ替わる形で閉店した近隣の「野幌店」内で学童保育施設を運営してきた。利用者は小学1〜4年生20人で、移転で受け入れ可能人数が広がる。学童保育の待機児童数が多い江別市から助成を受け運営しており、利用料金は月額9000円。
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