
いすゞ自動車は1日、商用EV(電気自動車)向けの電力管理サービスを始めると発表した。EV充電器を設置した施設の電力使用量を分析し、充電する時間帯を管理する。電気料金を抑制し、事業者のEVトラック導入などにかかる負担軽減につなげる。
商用EV向けエネルギー管理サービス「スマートイーバー」を開発した。車両の充電残量や運行計画を管理するいすゞの商用車情報基盤「GATEX」に、施設の電力情報を取り込む。充電の開始時間などを車両側で自動管理し、施設電力使用料の一時的な上昇を抑える。
いすゞは23年3月に同社初のEVトラック「エルフEV」を発売した。EVトラックは複数台で同時充電すると、一時的に使用電力が上昇するという課題があった。
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