個別指導塾「明光義塾」を展開する明光ネットワークジャパンは10日、高校受験の対策費用に関する調査結果を発表した。受験対策費用の月額平均は「3万〜5万円未満」と答えた人が26%と最多だった。「1万〜3万円未満」が23%と続いた。3万円以上と答えた人は合わせて45%にのぼった。

調査は高校進学を希望する中学3年生の子どもを持つ保護者1000人を対象に、インターネットを通じて実施した。調査期間は11月28日〜12月2日。

物価上昇が受験対策に「影響した」と答えた539人に、影響のあった項目を複数回答で聞いたところ、「塾や家庭教師の費用」が52%と最多だった。「食費・栄養面の工夫にかかる費用」が38%、「受験模試や検定の受験費用」が36%と続いた。

明光ネットワークジャパンは「物価上昇のなか、保護者の間ではどのように効果的に学びを支えるかという意識が高まっている」としている。

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