東洋製缶グループホールディングス（HD）が運営する「容器文化ミュージアム」（東京・品川）は、昭和期に使われていたブリキ缶を展示する企画展「昭和の缶に、恋してる レトロブリキ缶コレクション」を開催すると発表した。2025年の「昭和100年」を記念して実施する。期間は15日〜2026年2月20日（土・日・祝日と年末年始は休館）で開催時間は午前9時〜午後5時。入場料は無料。
同社グループと協力関係にある金属印刷業の神光（大阪府吹田市）からの寄贈品を中心に、販促用とみられるインスタントコーヒーサーバーや、巻き取り缶を用いた円筒缶、結婚式の引き出物などに用いられた角砂糖用の角型缶、大阪銘菓である粟（あわ）おこしのふた付き缶など、昭和期の多種多様なブリキ缶を展示する。
プラスチック素材が普及する前の昭和期、ブリキ缶はお菓子や日用品、贈答品など幅広い用途で使用されていた。
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