57階建て、総戸数1010戸のタワーマンションを建設する(完成イメージ)

関電不動産開発とNTT都市開発、住友商事は25日、大阪・中之島で建設する57階建てのタワーマンションについて、完成は2032年1月中旬になると発表した。着工は26年6月初旬を予定する。同規模の超高層マンションは首都圏以外にはなく、日本最大級の物件となる。

3社は21日にタワマンの開発が周辺環境に与える影響についての予測結果をまとめた環境影響評価準備書を大阪市に提出した。完成と着工時期はこれまで31年度春、26年度春としていた。総戸数は1010戸で、単独棟で1000戸を超えるタワマンは西日本では初めてだ。

関電不動産開発は同じ中之島エリアで26年3月に引き渡しを予定する46階建てのタワマン「シエリアタワー中之島」も手掛けている。中之島はJR西日本と南海電気鉄道が31年春にも開業する新線「なにわ筋線」が通る予定だ。関西国際空港や新大阪駅などを結ぶ南北の交通利便性が高まり、さらなるにぎわいの創出を狙って開発に力を入れている。

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