藻活プロジェクトに参画する企業の代表者ら(11日、東京都江東区)

ユーグレナなど11社は11日、こんぶやわかめ、のりなどの藻類を普段の食事に取り入れることを促す「藻活(もかつ)プロジェクト」を開始したと発表した。参画企業各社の商品パッケージに共通のロゴを掲示するほか、オウンドメディアを通じて、藻類の栄養素やおすすめのレシピについて情報発信する。

藻類は食物繊維やビタミン、ミネラルの栄養が豊富で、腸内環境を整える効果がある。一方で食の西洋化に伴って若者を中心に摂取量が落ち込んでいる。同日、東京都江東区で開いたイベントに出席したユーグレナの出雲充社長は「藻類が体によいのは間違いない。おいしく手軽に皆さんに届けていきたい」と強調した。

藻活プロジェクトにはユーグレナのほか、伊那食品工業(長野県伊那市)、クロレラ工業(福岡県筑後市)、SARABiO温泉微生物研究所(大分県別府市)、サン・クロレラ(京都市)、壮関(栃木県矢板市)、ニコニコのり(大阪市)、ピエトロ、フジッコ、丸井グループ、ラムラ(東京・中央)が参画する。

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