女性向け衣服の製造や販売などを手掛けるマツオインターナショナル(東京・渋谷)が大阪地裁に会社更生法の適用を申請したことが11日、分かった。申請は11日付。東京商工リサーチによると、負債額はマツオインターナショナルが76億円、関連会社の松尾産業(大阪市)が34億円で、総額は約111億円。

百貨店の閉店や売り場面積の縮小などで売り上げが減少し、資金繰りが悪化した。

マツオインターナショナルは1985年の設立。大阪に実質的な本社を置き、大阪・関西万博では植物をまとわせた「光合成する服」などを出展して注目を集めた。

マツオインターナショナルは11日、自社のアパレル事業を巡り、皮革製品を企画販売するバルコスと、スポンサー支援を受ける方向で基本合意したと発表した。

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