建設機械で使われるボルトの製造を手掛ける共和工業所は12日、2025年5〜10月期の連結純利益が前年同期比37%増の4億2800万円だったと発表した。機械のメンテナンスが下半期にずれ込み費用計上が先送りされたことなどを映した。主力の建機向け製品の販売が増え、売上高は同5%増の53億円だった。

26年4月期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比2%減の103億円、純利益は14%減の6億1000万円を見込む。同社は「建設機械業界は中国経済の減速や米国の関税政策の不透明感から先行きに慎重な見方が広がっている」としている。

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