関西電力は25日、同社の原発7基が稼働する福井県や立地している県内の町の振興のため、毎年度50億円前後を拠出する仕組みを新設したと発表した。拠出金は、県や立地町の事業に寄付金として活用される。
関電は毎年度、50億円を基準に、前年度の原発の稼働実績や平均燃料価格に応じて算出した拠出額を信託銀行に預ける。2025年度は、基盤財源構築のための150億円も追加した約207億8000万円を拠出する。拠出を行う期間は当面の間とし、経営環境の変化などを踏まえて継続するかどうかを判断するという。
関西電力本店などが入る関電ビルディング=大阪市北区
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