綿半トレーディングが立ち上げたサボベジのサイトではおすすめメニューなどを紹介する

綿半ホールディングス(HD)傘下で化粧品原料や食品の輸入・販売を手掛ける綿半トレーディング(東京・新宿)は食用サボテンのブランド「SABOVEG(サボベジ)」を立ち上げた。美容意識や健康志向の高まりを追い風に、ウチワサボテンがミネラルや食物繊維をバランスよく含む点などを訴求して販売拡大を目指す。

新たに立ち上げたサボベジのサイトではウチワサボテンの調理方法やおすすめメニューを紹介する。綿半ホームエイド(長野市)が運営する綿半スーパーセンターと綿半フレッシュマーケットでは長野県と山梨県、愛知県の合わせて約20店舗でメキシコ産ウチワサボテンを売り出す。試食コーナーを設けるほか調理レシピも配布する。

綿半トレーディングはこれまでも、天然赤色素を含むウチワサボテン果実のパウダーなどを扱ってきた。サボベジはサボテンとベジタブルを組み合わせた造語で、野菜と同じように日常的にサボテンを食べてもらうことを目指す。2024年には中部大学とサボテンの活用に向けた共同研究も始めており、栽培方法の開発や栄養学的な解析などを進めている。

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